この記事では、日本アレックスで取り扱われている産業用CTと企業の特徴についてご紹介します。
基本仕様 | |||
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型式 | H, HD | L | PCB |
測定対象物 | 単層メッキ、2層メッキ、3層メッキ、合金メッキ | ||
測定元素 | 21(Sc)~92(U) | ||
検出範囲 | 0.01μm~(測定元素によって異なります) | ||
X線管 | Wターゲット、真空オイル冷却、管内電流(0~1mA) | ||
検出器 | 比例係数管方式(半導体検出器はオプション) | ||
コリメーター | シングルコリメーターもしくはオートコリメーター (φ0.1, φ0.2, φ0.3, φ0.4, 0.05×0.3mm) |
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試料台移動 | XYZ ステッピングモーター | ||
試料室内カメラ | デジタルCCDカメラ標準装備 | ||
測定可能範囲(mm) | W200xD150xH100 | W200xD150xH30 | W∞xD150xH30 |
許容荷重(kg) | 5 | 3 | 3 |
測定可能範囲(mm) | W610xD670xH600 | W610xD670xH490 | W610xD670xH490 |
日本アレックスでは品質が高い産業用CTを、適正価格にて提供することを目指しています。測定精度・再現性・利便性の高さにこだわっているものの、価格は500万円台からです。内部構造をモジュール化したことで、価格を抑えられるようになりました。
当サイトでは産業用CTを取り扱うメーカーを独自視点で調査し、ピックアップして紹介しています。導入の検討材料として、こちらも合わせてご確認ください。
日本アレックスは産業用CTだけでなく、超音波機器の開発・設計・製作も得意としている企業です。製品ラインナップも豊富で、洗浄・プラスチック溶着・赤外線カシメ・ホモジナイザー・脱泡機・カッター・検査装置が揃っています。
産業用CTとして「蛍光X線膜厚検査装置」をご紹介しましたが、その他にもさまざまな検査装置を提供しています。放射線セシウム測定装置や蛍光X線元素分析装置がその一例です。
産業用CTとともにこれらの機器を導入したいと考えている企業にとっては、一度の相談で現場をより便利にできるでしょう。
2023年4月現時点で、日本アレックスは本社のほか大阪と鹿児島に営業所(※)を持っていますが、海外にも代理店があります。
海外代理店はマレーシア・タイ・中国・インド(※)にあり、アジアの国々でも広く利用されている製品を製造していることがわかります。また反対にアメリカEXTOL社の日本代理店でもあり、世界とのつながりが強い企業です。
会社名 | 日本アレックス株式会社 |
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所在地 | 千葉県柏市十余二348-149 |
電話番号 | 04-7137-2081 |
設立 | 1991年2月 |
URL | https://www.nalex.co.jp |