日本装置開発

1996年創業の日本装置開発は、X線CT装置とFA装置の開発・製造・販売を行っています。2015年以降は、高速X線CTスキャナの開発に力を注いでいます。こちらでは、日本装置開発の会社情報や特徴、取り扱っている産業用CTについて、紹介しています。

日本装置開発の産業用CT主要製品

高速X線CTスキャナ CTH320/300µFPD

高速X線CTスキャナ CTH320/300µFPD
引用元HP:日本装置開発
https://ct-web.jp/pages/28/
  • 立体系電子部品・大形メカニカル部品対応
  • 11パターンの撮影方式で小型から大型部品まで対応
  • 大空間4画面マルチスキャン
▼スマホは横スクロールでご確認ください▼
型式CTH320/300µFPD
検査可能サイズ(理論値)水平シングルΦ265mm×230mmΦ235mm×195mm
マルチΦ515mm×385mmΦ450mm×305mm
マルチオフセットΦ720mm×320mmΦ625mm×235mm
検査物重量最大150kg(カスタム可能)
撮影方式水平・斜め/オフセット/マルチスクリーンCT
X線源電圧320kV(ミニフォーカス)300kV(マイクロフォーカス)
出力840w350w(オプション:500w)
X線検出器FPD 400mm×400mm
倍率1.4~3.3倍1.6~155倍
電源三相 AC200V(10kVA)
装置寸法(W×D×H/突起部除く)本体部2,300mm×2,155mm×2,250mm
制御部制御盤:1,210mm×760mm×1,600mm
電源、冷却ユニット:2,065mm×1,110mm×1,200mm
装置重量本体部約10,000kg
制御部約1,000kg
漏洩X線量1µSv/h1以下

CTH150µFPD

CTH150µFPD
引用元HP:日本装置開発
https://ct-web.jp/pages/26/
  • 管電圧150kVマイクロフォーカスX線発生器の採用
  • 超高速スキャン、トリプル撮影方式
  • 立体系電子部品・メカニカル部品対応
▼スマホは横スクロールでご確認ください▼
型式CTH150µFPD
検査可能サイズ直径250mm
高さ250mm
検査物重量最大10kg
撮影方式水平・斜め/オフセット
X線源電圧150kV(マイクロフォーカス)
X線検出器FPD 200mm×200mm
倍率1.6~40倍
電源三相 AC200V(3.5kVA)
装置寸法
(W×D×H/突起部除く)
本体部1,450mm×1,042mm×1,450mm
制御部600mm×905mm×1,100mm
装置重量本体部約1,650kg
制御部約250kg
漏洩X線量1µSv/h以下

CTH200FPD

CTH200FPD
引用元HP:日本装置開発
https://ct-web.jp/pages/27/
  • 超高速スキャンと高速再構成
  • 管電圧200kVの採用
  • 立体系メカニカル部品対応
▼スマホは横スクロールでご確認ください▼
型式CTH200FPD
検査可能サイズ直径280mm
高さ250mm
検査物重量最大10kg
撮影方式水平撮影/水平カメラオフセット撮影/斜め撮影
発生器管電圧最大200kV(ミニフォーカス)
検出器フラットパネルデテクタ
倍率1.4~1.8倍
ユーティリティ三相 AC200V(3.5kVA)
外形寸法
(W×D×H)
本体部1,550mm×1,092mm×1,450mm
制御部600mm×905mm×1,100mm ※突起部及びモニター除く
重量本体部約1,860kg
制御部約250kg
漏洩X線量1µSv/h以下
SUMMARYまとめ
日本装置開発の産業用CTとは

2015年以降、高速X線CTスキャナの開発を積極的に行っているメーカーです。日本装置開発では他のメーカー同様、撮影サービスも行っています。

当サイトでは産業用CTを取り扱うメーカーを独自視点で調査し、ピックアップして紹介しています。導入の検討材料として、こちらも合わせてご確認ください。

日本装置開発の特徴

日本装置開発は1996年創業。X線CT装置とFA装置の開発から製造・販売を行う会社です。創業当時は、自動化、省力化設備の事業からスタート。翌年からはX線検査装置の機構部設計、製作も開始します。

2009年に初めて、高精度X線CTのメカニズムを開発し、2015年以降は、高速X線CTスキャナの開発に乗り出します

「Fast Fine Wide & Easy」で使いやすさも実現

CTスキャナにおいて世界で最も速い高速CTの提供を目指しています。そして、CTスキャナに求める要素として、「Fast Fine Wide & Easy」を掲げ、CTスキャナの高速化を目指すと同時に、「きれいに広く簡単に」CTスキャン可能な製品の開発にも力を注いでいます

高速X線CTスキャナCTH150µFPDは、CT高速スキャンとCTデータ高速再構成を実現。スタートアップも2分以内と立ち上がりも早く、作業効率の向上にも貢献しています。

また、速さと高精度を同時に求める一方で、ワンタッチボタン検査や、2方向から開閉できる自動扉など、作業性にも配慮した設計で製品を提供しています。

豊富な拡張機能でユーザーのニーズに応える

日本装置開発の高速CTスキャナは、拡張機能が豊富にあり、さまざまな顧客ニーズの実現をサポートします。具体的には、ボイド検出プログラム・良否自動判別プログラム(標準装備)、X線源160~320kVまで対応可能・VGSTUDIO搭載(オプション)、カスタマイズ対応・インライン対応(オプション)などがあります。

CT撮影サービス

日本装置開発では、CT撮影機器を保有していない顧客向けに、有料でCT撮影を行うサービスも行っています。X線CTスキャナは、高精度な非破壊検査ができるのが1番のメリットではありますが、導入する際にかかる初期費用が高額になるケースが少なくありません。常時、検査する必要がない場合は、このようなサービスを利用してみるのもいいかもしれません。

大企業との取引実績

日本装置開発の取引先は、ユニハイトシステム、アイシン軽金属、山洋電気、デンソー、セイコーエプソン、東海理化、アート金属工業、ハーモニックプレシジョン、中日本ダイカスト工業等。「step by step」(未来へつながる技術をつくる)の企業理念のもと、比較的歴史の浅い会社であるにもかかわらず、その間に培ってきた技術力が評価されているといえるでしょう。

会社情報

日本装置開発
引用元HP:日本装置開発
http://www.jed-a.jp/
会社名日本装置開発株式会社
所在地長野県安曇野市堀金烏川1640-1
電話番号0263-71-1222
設立1996年
URLhttp://www.jed-a.jp/
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