Werth

このページではWerthが提供する産業用CTについて、特徴や主要製品のスペックをご紹介します。

Werthの産業用CT主要製品

TomoScope XS FOV

  • 樹脂製品・ゴム製品の生産現場に適したモデル
  • 欠陥検出とCAD比較、寸法や幾何公差測定が可能
  • スキャン時間は1回約30秒ながら高精度を誇る
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基本仕様
X線管 130kV(反射型)、160kV(反射型)
測定レンジ(標準) Φ=51mm、L=45mm
測定レンジ(オプション付) Φ=120mm、L=93mm
ステージ耐荷重 10kg(精度保証有は2kgまで)
許容誤差(DAkkS認証取得) 球間距離測定誤差SD: (4+L/100)μm
球エッジ距離測定誤差E: (5+L/75)μm
プロービング誤差P: 5μm
スキャン時間 約30秒/回
ディテクター 1200×1060 pixel、2800×2200pixel 他
装置サイズ 幅: 1300mm x 奥行: 674mm x 高さ: 1370mm
装置重量 約880kg
ユーティリティ 電源 単相200V
エアー 5.5bar以上 3000NL/h
温度環境 設定 20℃±2K
勾配 1K/h
SUMMARYまとめ
アジアエレクトロニクスの産業用CTとは

Werthでは比較的小型ながら、高速で検出を行えるタイプの産業用CTを提供しています。測定可能なサンプルのサイズは、直径166mmまで、長さは120mmまでです。また測定精度は(4+L/100)μmとなっています。試作品の完成度を確認する用途のほか、リバースエンジニアリングにも適しているはずです。

当サイトでは産業用CTを取り扱うメーカーを独自視点で調査し、ピックアップして紹介しています。導入の検討材料として、こちらも合わせてご確認ください。

Werthの特徴

三次元測定機を専門としている

Werth(ベアト)はドイツ中西部のギーセン市にある企業で、1951年に設立されました。三次元測定機を専門にしている企業で、特に光学CMMの開発・設計・製造において広く知られています。Werth社の三次元測定機は品質・精度ともに高いとして人気を集めています。

第三者機関によって認定を受けた精度

Werthの産業用CTをはじめとする測定器は、「VDI/VDE2617」と「ISO 10360」の認定を受けています。「VDI/VDE2617」はCT技術に長けたドイツの規格であり、ドイツ技術者協会によって定められています。「ISO 10360」は日本の規格で、非接触三次元測定機の精度を評価する規格です。

いずれも測定機の精度が高いことを裏付ける規格であるため、産業用CTにできる限りの精度の高さを求めるなら、Werthの製品を試してみると満足できるかもしれません。

日本でも代理店から購入可能

Werthはドイツの企業ですが、その産業用CTは日本でも購入できます。日本での代理店はTomoScopeという企業で、1994年に創業した測定機専門商社です。Werth社と代理店契約を結んでいるため、類似品を販売されることはありません。

会社情報

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会社名 エスオーエル株式会社
所在地 埼玉県戸田市中町1-34-1
電話番号 048-441-1133
設立 1994年
URL https://tomoscope.com/
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